活動実績

第23回 浄水技術研究会講演会

持続可能な水道のための浄水処理技術 
~再認識! 進化する凝集処理~


開催日時 2023年11月14日(火)13:00~17:00
開催場所 自動車会館 大会議室(東京都千代田区九段南4丁目8-13)
およびオンライン開催

※参加申し込みおよびお支払いは、本案内ページ下の申込先からお願い致します。
 ・会場での講演会に参加の方 ⇒ 申込サイト内 【会場参加申込窓口】より
 ・オンラインでの参加の方  ⇒ 申込サイト内 【オンライン参加申込窓口】より

浄水技術研究会は持続可能な水道を目指し種々の活動に取り組んでおり、その一環として講演会を開催しています。
第23回講演会では浄水処理の要である「凝集処理」をテーマに取り上げ、下記要領にて開催いたします。

第1部 基調講演では、厚生労働省水道課から変わりゆく水道事業の現状と今後の方策について解説していただきます。

第2部 進化する凝集処理では、水道技術研究センターの研究成果物から凝集処理の現状を概観します。水処理、薬品、電気計装、各分野の立場から凝集をどのように見ているのか、基本的な話をいただき凝集への認識を新たにするとともに、それぞれのフィールドにおいてどのような新製品、新たな分野への開発が行われているのか、それらの現状はどうなっているか、基本から応用までを踏まえたお話をお願いしています。
最後に水道事業体から高濁度への対応事例から凝集処理を中心に浄水場を止めないための運転の事例を紹介していただきます。

皆様のご参加をお待ちしております。

浄水技術研究会 会長 大垣 眞一郎

開催概要

開催日時 2023年11月14日(火)13:00~17:00
開催場所 自動車会館 大会議室(東京都千代田区九段南4丁目8-13)および
オンライン配信
参加費 7,000円(クレジット決済または銀行振込み)
申込方法 本ホームページの講演会申込窓口よりお願い致します。
申込締切 2023年11月1日(水) 23:59
募集定員 会場:110名
オンライン:200名
主催 浄水技術研究会
共催 公益財団法人水道技術研究センター
後援 厚生労働省医薬・生活衛生局水道課
公益社団法人日本水道協会
一般社団法人日本水道工業団体連合会
全国簡易水道協議会
公益社団法人全国上下水道コンサルタント協会
特定非営利活動法人日本オゾン協会

※本講演会は、CPD(自己研鑽)申請が可能です。
※会場定員については、新型コロナウィルス感染拡大予防を踏まえた定員数としております。
※定員数に達した際は、それ以降のお申し込みが出来なくなります。予めご了承ください。

スケジュール

【受付開始】 12:30

【開会挨拶】 13:00~13:05

  浄水技術研究会 会長 大垣 眞一郎

第1部 基調講演 13:05~13:45

・ 水道事業の現状とこれから (13:05~13:35)
厚生労働省医薬・生活衛生局水道計画指導室 室長 倉谷 英和 氏 
ウォーターPPPが示され官民連携方式の更なる活用が進められようとしています。
この機会に改めてわが国の水道事業の現状について解説いただき、水道界が持続可能であるために進むべき方向、取るべき方策や今後の水道行政について幅広くお話しいただきます。

・ 質疑応答  (13:35~13:45)

第2部 進化する凝集処理 13:45~16:50

・  水道技術研究センターの研究成果物等から見る凝集処理 (13:45~14:15
公益財団法人水道技術研究センター(JWRC) 主幹・浄水技術部長 市川 学 氏
JWRCではこれまで産官学の共同研究等を通じ浄水処理に関する多くの成果物を公表しています。「高濁度原水への対応の手引き」や「自然条件・社会条件等の変化による浄水障害への対応の手引き」など凝集処理に関係の深い成果物とその概要について紹介していただきます。

・ 凝集処理の基本と新たな処理方式への応用 (14:15~14:45)
株式会社西原環境 技術本部 設計部 部長代理 田中 宏樹 氏
凝集は浄水処理の要であると同時に新しい使い方も開発されています。凝集用薬品の新しい規格もできています。凝集処理の基本を概括していただき凝集を再認識するとともに、高分子凝集剤を使用した浄水場の導入事例など、凝集処理の新たな展開まで紹介していただきます。

・ 質疑応答  (14:45~14:55)

【休憩】 14:55~15:10

・ 凝集剤の新技術と活用事例 (15:10~15:40)
多木化学株式会社 化学品営業部 営業開発課 係長 古田 純一 氏
凝集処理に必要不可欠な凝集剤、特に日本でほとんどの浄水場で使われているPACについてその性状や機能など薬品の基本を解説していただきます。さらに、従来より塩基度の高い新たなPACの開発やその性能について薬品メーカーの視点から解説していただきます。

・ 画像処理型凝集センサによる凝集制御システムの開発 (15:40~16:10)
東芝インフラシステムズ株式会社 インフラシステム技術開発センター システム制御・ネットワーク開発部 水・環境ソリューション技術開発担当 主査 有村 良一 氏
顕微鏡電気泳動法の原理を画像処理と組合せ凝集制御に応用したシステムです。凝集の何を見ることで制御が可能となるのか、制御の考え方の基本を解説していただくとともに、原水変動への対応可能性、浄水場で実施した実証試験の内容などについて紹介していただきます。

・ 原水高濁度時の浄水処理 -濁度3,500度への対応- (16:10~16:40)
埼玉県企業局 水道企画課 施設計画担当 主幹 山内 康正 氏
埼玉県企業局吉見浄水場では令和元年10月の台風19号により3,000度を超える高濁度原水に対応する事態になりました。高濁度の発生から通常に戻るまでの凝集処理を中心に、浄水場の運転を継続するために必要な事項を事例に基づき解説していただきます。

・ 質疑応答  (16:40~16:50)

【閉会挨拶】 16:50 ~ 16:55

浄水技術研究会 企画参与 伊藤 雅喜

オンライン開催に関しての注意事項

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・オンライン配信は、公益財団法人水道技術研究センターのシステムを利用して行います。
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・主催者は、オンライン会議の様子を映像記録します。
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