活動実績

第21回 浄水技術研究会オンライン講演会

水道事業における取り組むべき
『デジタルトランスフォーメーション』とは


開催日時 2021年11月12日(金)15:00~17:00
開催場所 Zoomミーティング形式にて開催

浄水技術研究会は、持続可能な水道を目指しさまざまな活動に取り組んでおり、その一環として講演会を主催しています。

日本の水道事業は基盤強化を求められるなか、給水人口減による財源減少、マンパワーの絶対数の不足、職員の技術継承、業務の効率化、設備老朽化等の大きな課題に直面しており、水道事業維持に向けた大きな転換期を迎えています。

新型コロナ禍、そして新政権のもとでインフラのデジタル化の推進に向けた機運が高まり、水道分野においても、社会実装へと舵を切り始めています。水道分野でのキーワードとなるのが、スマートメーターと情報プラットフォームです。水道事業の情報活用の流れを大きく変化させるツールとして期待されています。

第21回目となる今回の講演会では、社会で加速するデジタルトランスフォーメーションの動きにスポットを当て、社会インフラとしての水道分野に求められるデジタル化の取組みについて、また水道・電力・ガス各分野をまたいだ事業連携やデータ利活用の可能性など様々な角度から、この業界のキーマンの方々を講師にお招きして、理解・想いを共有するとともに議論を深め、これからの社会インフラ構築に向け皆さんと一緒に考えたいと思います。

浄水技術研究会 会長 森田豊治

開催概要

開催日時 2021年11月12日(金)15:00~17:00
開催場所 Zoomミーティング形式にて開催
※参加申込後、参加方法の詳細をメールにてご連絡いたします。
参加費 5,000円
申込方法 レゼルバ予約にて申し込み
申込締切 2021年11月9日(火)23時59分
募集定員 100名
主催 浄水技術研究会
共催 公益財団法人水道技術研究センター
後援 厚生労働省医薬・生活衛生局水道課
公益社団法人日本水道協会
一般社団法人日本水道工業団体連合会
全国簡易水道協議会
公益社団法人全国上下水道コンサルタント協会
特定非営利活動法人日本オゾン協会
  • キャンセルは、2021年11月5日(金)23時59分までとなっております。以降のキャンセルは、お受けできませんのでご注意願います。

スケジュール

【受付】14:45~

Zoom待機室へアクセスが可能になります。

【挨拶】15:00~15:10

森田豊治
(浄水技術研究会 会長)

【講演1】15:10~16:00
水道のDX化 ~水道標準プラットフォームを中心として~

新誠一 氏
(電気通信大学 名誉教授)

略歴

1980年に東大助手となり、制御の電子化の研究を進めてきた。その一環として、ネットワーク型の制御である自律分散システムを研究してきた。産業用のネットワークのISO、IECにおける標準化に従事するととともに、物と情報が結びつくSociety 5.0の研究を進めている。

主な活動

電気学会公共施設技術委員会でパソコン化の光と影の調査報告書をまとめるとともに、ネットワークの標準化、モバイル機器の産業応用の研究を行ってきた。2012年から2021年まで技術研究組合制御システムセキュリティセンター理事長として、重要インフラのサイバーセキュリティにも取り組んできた。元計測自動制御学会会長、情報化促進貢献個人等表彰経済産業大臣賞などを受賞。

講演内容

1946年に開発されたコンピュータENIACを契機に始まった情報化の流れを概観するとともに、少子化、災害などの対応を目的に厚生労働省、経済産業省の支援を受けて開発した水道標準プラットフォームの概要および現況についてお話頂きます。

【講演2】16:00~16:50
国内外のデジタルトランスフォーメーションの動向

諸橋知雄 氏
(ガートナージャパン株式会社 バイスプレジデント プログラムディレクター)

略歴

1996年 米国カリフォルニア州立大学サンディエゴ校客員研究員
2001年 イー・アクセス(株) 入社
2003年 イー・モバイル(現ワイモバイル)創立メンバー
2015年 現職

主な活動

情報通信技術の最先端研究、技術実証ならびに開発、導入戦略の立案ならびに商用導入に係る制度化、標準化に携わる。

講演内容

水道分野だけでなく電力・ガス各分野をまたいだ事業連携やデータ利活用の可能性などについてお話頂きます。

【質疑応答】16:50~17:00

質疑応答の時間を設けています。