持続可能な水道のための浄水処理技術
~かび臭を含む水質リスクへの対応~
開催日時 | 2022年11月15日(火)13:00~17:00 |
開催場所 | 自動車会館 大会議室(東京都千代田区九段南4丁目8-13) およびオンライン開催 |
※オンライン参加は、水道事業体関係者の方のみとさせていただきます。
※参加申し込みおよびお支払いは、本案内ページ下の申込先からお願い致します。
・会場での講演会に参加の方 ⇒ 申込サイト内 【会場参加申込窓口】より
・オンラインでの参加の方 ⇒ 申込サイト内 【オンライン参加申込窓口】より
浄水技術研究会は持続可能な水道を目指し種々の活動に取り組んでおり、その一環として講演会を開催しています。
第22回講演会では水質の課題に対応する処理技術という観点から水道事業の現状を概観するとともに、様々な処理方式を紹介します。
第1部では厚生労働省水道課から現在の水道事業について解説いただくとともに、水道技術研究センターから「要素技術・システムによる課題解決事例集」を基に水道における課題の整理と水道事業体での課題解決事例を中心に紹介していただきます。
第2部では水質に関する課題の中からかび臭問題を対象として対応技術を選び、水道事業体、水道メーカーから具体的な処理技術について詳細な解説をしていただきます。
それぞれの処理技術の技術的背景、実際の浄水場における導入事例だけでなく、他の水質リスクに対する応用の可能性など、様々な視点から現在用いることが可能な技術について話をしていただきます。
浄水技術研究会 会長 大垣 眞一郎
開催概要
開催日時 | 2022年11月15日(火)13:00~17:00 |
開催場所 | 自動車会館 大会議室(東京都千代田区九段南4丁目8-13)および オンライン配信 |
参加費 | 5,000円(クレジット決済または銀行振込み) |
申込方法 | 本ホームページの講演会申込窓口よりお願い致します。 |
申込締切 | 2022年11月4日(金) 23:59 |
募集定員 | 会場:110名 オンライン:200名 |
主催 | 浄水技術研究会 |
共催 | 公益財団法人水道技術研究センター |
後援 | 厚生労働省医薬・生活衛生局水道課 公益社団法人日本水道協会 一般社団法人日本水道工業団体連合会 全国簡易水道協議会 公益社団法人全国上下水道コンサルタント協会 特定非営利活動法人日本オゾン協会 |
※オンライン参加は、水道事業体関係者の方のみとさせていただきます。
※本講演会は、CPD(自己研鑽)申請が可能です。
※会場定員については、新型コロナウィルス感染拡大予防を踏まえた定員数としております。
※定員数に達した際は、それ以降のお申し込みが出来なくなります。予めご了承ください。
スケジュール
【受付】12:30~
【開会挨拶】13:00~13:05
浄水技術研究会 会長 大垣 眞一郎
【第1部 講演】13:05~14:25
・ 水道事業の現状と課題 (13:05~13:35)
厚生労働省医薬生活衛生局水道課 課長 名倉 良雄 氏
水道法改正により基盤強化が謳われたわが国の水道事業のおかれている状況について解説していただくとともに、今後の水道界の向かうべき方向についてお話しいただきます。
・ 「要素技術・システムによる課題解決事例集」から見た水道事業 (13:35~14:15)
公益財団法人水道技術研究センター 常務理事 清塚 雅彦 氏
「多様な社会・技術に適応した浄水システムに関する研究」の成果物「要素技術・システムによる課題解決事例集」から水道事業体が抱える課題の抽出と分類、事業体等における課題解決事例について技術的視点から紹介していただきます。
・ 質疑応答 (14:15~14:25)
【休憩】14:25~14:35
【第2部 技術の適用事例】14:35~16:45
・ 粉末活性炭によるかび臭や有機物等の除去と活性炭の高性能化による効果 (14:35~15:05)
前澤工業株式会社 環境事業本部 環境R&D推進室 技術開発センター 根本 雄一 氏
粉末活性炭は多くの浄水場で導入されており、近年では微粉炭や高機能炭といった活性炭の機能を高めた製品も開発されています。講演では、かび臭物質だけでなく有機物に対する処理性やPFOS等の新たな物質に対する除去効果についても紹介していただきます。
・ かび臭センサーを活用した水質管理と粉末活性炭の効果的な運用 (15:05~15:35)
神奈川県内広域水道企業団 浄水部 広域水質管理センター 所長 酒井 紳 氏
神奈川県内広域水道企業団では、かび臭や消毒副生成物対策として導水路および浄水場内で粉末活性炭処理が行える施設を有するほか、近年はかび臭センサーを導入しています。講演では、センサー導入による効果と粉末活性炭の運用方法等について紹介していただきます。
・ かび臭および臭素酸対策としての促進酸化処理(AOP)の導入 (15:35~16:05)
茨城県企業局 水質管理センター 水質管理課 課長 佐藤 賢 氏
茨城県企業局では、かび臭除去のためのオゾン単独処理では臭素酸濃度が高まる懸念があったため、オゾン処理に過酸化水素を組み合わせるAOPを導入することとしました。講演では、従来の粒状活性炭処理から変更した背景やAOPの効果について紹介していただきます。
・ 上向流生物接触ろ過(U-BCF)によるかび臭などの溶存物質への対応 (16:05~16:35)
株式会社神鋼環境ソリューション 環境エンジニアリング事業本部 水環境事業部
上下水道技術部 上水技術室 藤本 瑞生 氏
U-BCFはかび臭、アンモニア態窒素、溶解性マンガンなどの処理を目的とした粒状活性炭を接触層に用いた処理プロセスです。講演では、導入事例のほか、水質以外の低水温時の処理性、予防保全的な運用の考え方などについても紹介していただきます。
・ 質疑応答 (16:35~16:45)
【閉会挨拶】16:45~16:50
浄水技術研究会 伊藤 雅喜
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